皆さんの質問にYouTubeで答える企画第3弾を開催しました。
今回のテーマも文章にしたい内容だったので、改めてブログで語らせていただきます。
動画で語りきれなかったものもあるのでぜひ読んでみてください。
1. チャレンジしないのは機会損失
今回いただいた質問はこちらです。
かなり思いのこもった質問をくださりありがとうございます。
まとめると「チャレンジしない『普通の人生』について僕がどう思っているのか」ということだと思います。
結論から言うと、僕は今の時代チャレンジしないのは「機会損失」だと思っています。
機会損失、つまりもったいないってことです。
その理由は、今の時代、やりたいことはやる気さえあればお金をかけずともほとんどできてしまうからです。
2. やる気さえあればお金をかけずに何でもできる
やる気さえあればお金をかけずにできるとはどう言うことか。
例えば、僕が書いてるブログ。元ははてなブログで書いていました。
はてなブログは無料版でも十分な機能が備わっており、全ての機能が使えるはてなブログProでも年間7000円ほど。
これが払えない人はいないでしょう。
他にもプログラミング学習や英語学習などは無料教材も数多くあり、学んで実践するまでお金をかけずとも達成することが可能です。YouTubeの動画編集も、普段使いしてるパソコンでもできます。
「いや、俺のやりたいことは無料じゃできない。金がかかることなんだ!」
と言いたいそんなあなたのためにクラウドファンディングと言うものもあります。叶えたい夢があるけどお金がない!資金をください!その代わり何かしらの形でリターンを提供しますよ!と言うのがクラウドファンディングです。
ここまで読んで、無料でできるだのクラウドファンディングだのそんなの俺は知らねえよ!と思った方もいるかもしれませんが、それはあなたのやりたいと言ってることが、本当は大してやりたいことではないからです。
本当に自分がやりたいと思っているなら、どうにかして自力で調べ、行動に移すはずです。
それをしていない、する気がない時点で大したやる気がないんですよね。そんな人がお金を手にしてやったとこで時間と金の無駄です。
この前の記事でも触れたダメなやつに金を渡しても無意味なのと同じです。
たびたびツイッターに現れる「このツイートをRTした人のうち100名に100万円プレゼントします!」といった企画。僕のタイムラインにも頻繁に回ってくる。 著名人がやっているものから、怪しいインチキくさいも[…]
「やる気さえあれば」を強調したのはこのためです。
やる気さえあれば、死ぬほど調べることで無料でいろんな情報が手に入り、やりたいことができます。
この状況で何もしないのは機会損失だと僕は思うわけです。
3. 今の日本で死ぬほうが難しい
そして今の日本では死ぬほうが難しいです。
例えば、何かに挑戦して失敗し、無一文になったとしましょう。
生活を立て直すためコンビニで時給1000円でバイトします。
一日8時間、週5日働きました。
すると1ヶ月でいくら稼げるでしょうか...
答えは16万円です。
決して贅沢ができるほど多額ではありませんが、一人暮らしできるくらいの額ではあります。実家暮らしであれば余裕です。
万が一失敗したとしても、コンビニバイトでも何でも仕事を見つけて体を壊さない程度に働くだけで死なずにすみます。
さらに言えば生活保護など、お金もなく稼ぐことも難しい人への救済措置が日本にはあるんですね。もうどうやっても死ねません。
お金をかけずに何でもできて、なおかつ死なない。
それが日本という環境です。
であれば、何かしら自分でワクワクする道を選んだほうがいいんじゃないか、と僕は思うわけです。
4. 結局は人それぞれだけど...
一方で「普通の生き方」も当然ありだと思います。
人はそれぞれですから、何も挑戦する生き方を強制する必要はありません。
価値観は人それぞれですから。僕たちは自由です。何を選ぶのも、全て僕たち自身の判断に委ねられています。
確かに今の世の中は「やりたいことをやろう」「人生は一回だ!後悔しない生き方を!」みたいな熱いことを語る人たちがたくさんいます。
僕自身2年前まではそう言った言葉をくさいものだと思ってました。
ただ自分で文章を書くようになって、人と触れ合う機会が多くなって、少しずつ考え方が変わっていきました。
僕にとって好きなことは文章を書くこと、イベントを開いて人と会うことなんだと気がつきました。
そして「あ、僕は文章を通して、人と会うことを通して、誰かの人生にプラスになるような発信をしていこう」と思ったわけです。
まずはじめに「よし!一度きりの人生後悔ないように頑張るぞ!」と思った訳ではありません。非常に低い体温で、なんとなくではじめた活動でした。ただ規模が大きくなるにつれ、自分自身のやる気が高まっていった感じです。
なので、特にやりたいことがない人が周りの意識の高い層に鼓舞され、やりたくもないことを美化する必要は全くありません。
そもそも「普通の人生」なんて言い方が良くないです。自分が好きなように生きているだけではないですか。
何が「普通」で何が「普通じゃないか」なんて個々が決めることです。他人の評価軸はどうでもいいんです。
ただ、一つ言っておきたいのが、熱く生きたくて頑張っている人たちの悪口をいうことは辞めようということです。
人の生き方はそれぞれなので、自分が「普通の人生」を望んでるからと言って、その対極にいる人の悪口を言ってはいけません。
人と比べることは無意味です。お金で見ても、稼いでる人の上にはさらに稼いでる人がいます。
人と比べて羨ましがる、嫉妬しても、何の解決にもなりません。
最後にまとめですが、今の日本では死ぬほうが難しいかつやる気さえあれば何でもお金をかけずにできる時代です。
僕はそのなかでやりたいことをやらないのは機会損失だと捉えています。
そして何より自分で何かするのはとても楽しいです。
一方で「普通の人生」も当然ありです。
人の価値観はそれぞれですから。
各々が、それぞれの生き方を尊重しあえる、そんな関係を築くことができればいいなあと、そう感じました。