とんでもない本に出会った。
LOVE理論
俺は今まで恋愛の記事を数多く書いてきた。
しかし世のモテない男たちに伝えたいことはまだまだ尽きない。
俺のブログを読めばとんな男でも彼女ができる。
そう思い、圧倒的な自信のもと数々の記事を生み出してきた。
が、しかし。とんでもない本を見つけてしまった。
それがLOVE理論。
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もうこの時点でモテない男はノールックでこの本を買って欲しい。断言する。絶対に損しない。もしもつまらない、時間の無駄だったと感じたら2ちゃんで叩いてほしい。もしくは僕にDMで文句を言ってくれたら全額返金しよう。それくらいこの本はすごい。
何がすごいかというと、俺が今まで書いてきた&これから書きたいと思っていたことが全て書いてあったのだ。
全て。本当に全てた。
もうモテたい男子は俺のブログなんか読まなくていい。LOVE理論を読んでくれ。そうすれば全て解決する。
さて、ここまで読んで違和感を覚えた人も多いかもしれない。そう、今日俺は初めてブログの一人称に「俺」を使っている。
なぜか。それはこのウルトラスーパー恋愛本”LOVE理論”を書いた水野敬也先生がこの本でずっと一人称”俺”を使っているからだ。
水野敬也大先生は「夢をかなえるゾウ」や「ウケる技術」などなど数々の名作を生み出してきたベストセラー作家だ。
ウケる技術に関しては以前こちらの記事で紹介したのでぜひ読んで欲しい。
さて、俺の尊敬する水野敬也先生はLOVE理論の中で自分のことを「愛也」と呼べとおっしゃっている。俺はモテないお前らに恋愛とはなんぞやを叩き込む愛の伝道師なんだと。
俺は尊敬を込め、彼のことを愛也先生と呼ぶことにした。
そんな愛也先生は今まで数十万を超える恋愛理論を生み出してきた。そのいくつかを紹介しよう。
うわっつらKINDNESS理論
大変じゃない?理論
ファッションマグロ理論
日本代表理論
武士の一文理論
バタンチュー理論
ファーストラブ理論
戦場のメリークリスマス理論
などなど
読んでわかる通り愛也先生はとてつもないセンスの持ち主だ。その絶妙なネーミングセンスから始まり、彼の恋愛本はまず読み物としてクソ面白い。俺は開いて30秒後に爆笑してしまった。
軽いネタバレをするとこの本を読み始めて30秒。
初めて登場する画像がなんと俺の尊敬する愛也先生の”陰毛”なのだ。
何が何だかわからないお前らにもう一度説明してやろう。
LOVE理論を読み始めて30秒後。
一番最初に出てくる画像が愛也先生の
”陰毛”なのだ。
何が何だかさっぱり意味が分からないだろう。
何を隠そう俺もそうだ。意味が分からない。
しかし天才愛也先生はこの陰毛の画像からなんと「恋愛において執着を分散させるのがキモさを減らし自分に余裕を持たせるために一番有効な方法」という僕が兼ねてから考えていた理論を見事に説明してみせたのだ。神業としか言いようがない。
しかしそんな愛也先生もかつて全くモテない生活を送ってきた。
自分の顔が嫌いで嫌いで、モテない男に生まれた運命を呪いながら生きてきた。
自分でも言っているように、愛也先生は決してイケメンではない。
(愛也先生はスピードスケート選手の清水宏保氏に似てると星の数ほど言われ、そのいじりをされるたびにシュッとスケートの構えをするという返しを得意技としている。)
大学4年間で彼女ができなかったら整形して海外で生活しようと本気で考えていた愛也先生。
そんな自分を変えようと彼は大学に入るなり六本木でボーイのバイトを始め、数多の修羅場をくぐり抜けながらオリジナルの理論を生み出し、実践してきた。
誰よりもフラれ、誰よりも合コンに足を運び、誰よりも女について考えてきた愛也先生の人生が詰まった究極の一冊が”LOVE理論”なのだ。
LOVE理論のある一節を読んで、俺は号泣した。
大学二年の春。
生まれて初めての彼女ができた。
自分に自信が持てなくて、恋愛に悩んでいるやつには写真を見せてやりたいくらい、綺麗な子だった。顔だけじゃない。そのときの俺にとっては100%理想と言い切れる彼女だった。今からする話は信じてもらえないかもしれない。
しかし、これは実話だ。付き合い始めてから数ヶ月経ったころ。彼女がこんなことを言い出した。
「あなたに似ている映画俳優を見つけたの」
TSUTAYAに行こうと彼女は俺を誘った。
繰り返すが、俺はアイススケートの清水宏保に似ている男である。ワハハ本舗の梅垣に似ていると言われたこともある。そんな俺に似ている映画俳優……。
彼女が一生懸命に探しているので、手持ちぶさたな俺は、しぶしぶ香港のB級映画あたりを物色し始めた。しばらくすると、彼女が俺の隣に来て言った。
「見つかったよ」
にこにこと笑っている彼女の手に持たれていたビデオの表紙を見て、俺は顎然とした。
そこに載っていたのは
ーレオナルド·ディカプリオだった。
今、お前は笑っているだろう。
しかし、お前以上に、そのとき一番笑ったのは、俺だった。なんだ、からかわれたのか。
しかもわざわざTSUTAYAまで連れてくるなんて、やっぱりこの子は面白いな。そんなことを思いながら「そんなこと言っても何も出ないよ。俺に似ているのはコレでしょ」と言いながら、
(清水宏保選手の構え)をやった。彼女は笑っていた。
しかし、俺を真顔でじっと見ると言った。「ほんとに似てるんだけどなー」
俺は、「偉いねぇ」と笑いながら彼女の頭を撫でてやったが、ふと、どうしても気になることがあって、聞いてみた。
「ねえ、本当に、似てると思う?」
すると、彼女は、何の躊躇もなく
「うん」
と首を縦に振った。
次に聞こえてきたのは、「ねぇ、大丈夫!?」という彼女の言葉だった。
気づいたら、泣いていた。
いや、それは、泣くという感覚のものではなかった。
急に世界がぐらぐらと揺れ始め、もう、本当に何がなんだか分からなくなり、嗚咽がこみ上げてきて、俺はTSUTAYAでぐしゃぐしゃになっていた。
顔がむくむという強迫観念に悩まされ、自分の顔に劣等感を持ち続けた七年間。一日たりとも自分の顔を恨まない日はなかった。
しかし、そんな日々も、彼女の存在によって救われた。
今から言うことは、この世界における、偉大な真実の一つだ。
女は、好きになった男の全てを好きになる。
ブサイクであっても、チビであっても、デブであっても、貧乏であっても、バカであっても、歌を歌えなくても、走るのが遅くても、女は惚れた男の全てを好きになる。
これは俺たちを取り巻く世界の、偉大なる真実だ。
"LOVE理論" 水野敬也著 P.258-261
ブサイクだって、コミュ障だって、チビだって、デブだって、ヒョロガリだって、お前のことを好きになってくれる女は必ず地球上に存在する。
だからいいかお前らよ。
挑戦し続けろ。
勝利の女神は失敗を恐れず挑戦し続けた者にのみ微笑む。
これこそが俺たちを取り巻く世界の、偉大なる真実だ。
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(やっぱり俺のブログも読んでほしいのでオススメの恋愛記事も置いておく。読んでみてくれ!)