頭のいい読者の皆さんは「相対性理論」と聞くとアインシュタインが生み出したかの有名な理論を思い浮かべる人がほとんどだろう。
がしかし、僕にとっての「相対性理論」は気だるい声でほわほわと歌い、ギターとベースの旋律が心地よく聴こえてくる唯一無二のバンドなのだ。
相対性理論を知らない人は、初めて聞くとその意味不明な歌詞に圧倒されるだろう。
僕も初めて聴いたときは意味が分からず、なんなんだこれはとあっけにとられていた。が、いつの間にか相対性理論の沼にハマっていた。
耳から離れないリズム、頭にこびりつく歌詞、癖になるボーカルの声。なんだこれは。
僕は昔は勢いのいい声で歌う「青春ってこういうことだろー!」なバンドが好きだったのだけど、相対性理論のおかげで一気に変わってしまった。
ゆるーいセンチな感じがなんとも言えないのだ。良い。
あとどういうわけか僕にとって相対性理論は夏を思い出させるバンドになっている。多分高校二年生の夏休みに相対性理論にハマってずっと聴いていたからかもしれないが、LOVEずっきゅんを聴きながら浜辺を走りたいし、さわやか会社員を聴きながら蚊取り線香を焚いて本でも読みたい。
たまには好きなものについてつらつら書くのも良いものだ。これを機に相対性理論にハマる人が現れたら最高に嬉しい。
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