今日は金曜日。いわゆる華金だ。
サークルの友達と、会社の同僚と、上司と、終電まで飲み歩いている人も多いかもしれない。
僕は特にすることもなく、こうしてハイボール片手に一人部屋でパソコンを叩いているのだが、こうして金曜日の夜に一人過ごしていると思うことがある。
ブログを初めて約一年が経ち、嬉しいことに僕は多忙な毎日を送っている。
予想以上にたくさんの人が僕のブログを見に来てくれ、僕は今、文章を書くことに楽しさと誇りを感じている。
もっと書きたい。もっといろんなことを知ってほしい。
その思いからなるべく毎日記事を書き、そのクオリティもやっつけ作業ではなく、自分が読んで納得できるものになるよう、日々高みを目指しているつもりだ。
僕は他の物書きと全く交流がないので分からないが、一記事書くのに平均1時間半から長いと3時間くらいかかる。これが長い方なのか短い方なのか全く分からないが、それなりの時間をほぼ毎日かけている。
ブログを始める前と今では自分にとっての時間が減ったわけである。もちろんブログを書く時間が僕にとっての大切な時間なので自由時間と等しいのだが、それでも自由に本を読んだり遊んだりする時間は短くなったわけだ。
そしてこれは言い訳でしかないのだけど、今は絶賛テスト期間中でなかなか時間が取れない。お金で時間が買えるならいくらでも払いたい、そんな状況である。
「僕には時間がないんだ」
そんな記事を以前書いたが、まさにその状況だ。
そんなわけで最近僕はいかに自分の時間を確保するかについて考えているのだが、その中でも最も心がけていることが「くだらない飲み会に行かない」ということだ。
僕もただの大学生なので、普段はサークルに行ってるし、理系なのでほぼ毎週実験がある。当然サークルやそこの友達とで飲み会があるのだが、忙しくなって来た今、あまり顔を出さなくなった。
結論から言うと、それらが全てくだらないと思えてきたからだ。
確かに初めは楽しかった。
大学に入って間もない頃、先輩はとても大人に見えたし、いろんなところから来てる同期と話をするのは自分の世界が広がる気がしてとても楽しかった。
ただ大学生活も後半に入ると、そういった刺激はほとんどなくなった。
行くのはいつもの大学近くの店。うっすい業務用のアルコールが注がれたグラスを持ちながら、話すのは誰が可愛いだの誰と誰が寝ただのあの教授はクソだの、一向に何も生まれない話題ばっかりだ。
初めの頃はそれでもよかった。
噂話をするのは楽しいし、自分は賢いと過信しながら偉そうに世間を論ずるのは大学生の特権のような気がして、お酒に酔いながら自分にも酔っていた。そんな非生産的な時間ですら楽しいと感じる心があったのだ。
しかし今はそうではない。
この3時間はなんのための3時間なんだ。
僕の財布から出て行く3000円は何に対する3000円なんだ。
そう思ってしまうのだ。
これだけ書くとものすごく嫌なやつのように思われるかもしれないがそれでも構わない。
自分にとって今までの何も産まないただ時間と金が吸い取られていく飲み会はくだらない飲み会という認識になったのだ。それ以上でもそれ以下でもない。
ただ僕はこういったくだらない飲み会にいくことで自分の時間とお金を大切にできるようになったと思っている。
例えば3時間の飲み会で3000円払うとしよう。あなたは3000円を失うだけでなく、その3時間を使ってできたはずのこともできずに時間を過ごした。仮にあなたの時給が1000円だとすると、3時間で3000円稼げたはずが、ただお酒を飲む時間に変わってしまったのだ。
これで−3000円からのその3時間で稼げたはずの3000円の機会損失もあるので合計-6000円。たった一回の飲み会で6000円の価値を失ってしまったのだ。
僕はだったらもうくだらない飲み会には行かなくていいかなと思ってしまう。だったらやることがいっぱいあるし、自分で一人で作業していた方が100万倍も有意義だと、そう思うのだ。
逆にそう思えるようになった今、自分の生活は以前よりもより高い密度で充実しているのではないかと思う。
くだらない飲み会に行かないことで、自分のお金と時間を守ることができるのだ。
しかし一方でもちろん何かしらの意味のある飲み会には足を運ぶ。話してみたい人が来たり、面白い話が聞けそうだったり、そんな場には足を運ぶ価値がある。くだらない飲み会は行かないで、そこに使う予定だったお金と時間を別の機会に使いたいのだ。
こんなことを、華金の夜に一人ハイボール片手に徒然なるままに書いてみた。
もともと飲み会がそんなに好きじゃない僕の意見なので合わない人もいるかもしれないけど、時間がない人はぜひ実践してみてほしい。
2019年はこの「くだらない飲み会に行かない」を意識して日々を過ごそうと思う。
さて、もうすぐ春休みだ。僕の大学生活も終わりが近づいてきた。
自分に残された自由な時間を精一杯有意義に使い、できることに全力で挑戦していこう。
<参考記事>