先日、質問箱を開設しました。
開設直後からたくさんの方からの質問が寄せられ、楽しく拝見しております。
答えられる範囲でお答えし、気になるものがあればこちらのブログで回答を書こうと思っております。
さて今回は記念すべき”質問に答える回”の第一回目です。第一回目と題していますがあまり評判が良くなければすぐにでもやめる予定です。どうか暖かく見守ってください。
さっそく本題に入りましょう。今回寄せられたのはこんな質問でした。
これはみなさんも抱えている悩みでしょう。僕自身もそうです。毎回毎回何か新しいことにチャレンジして見ても、それを継続させるのはとても難しく、挫折ばかりしてきました。長期休みの前に外国語やプログラミングの勉強をしようと参考書を買ったものの続かずに三日坊主で終わった経験があるひとも多いことでしょう。
僕とて例外ではありません。人よりも多くのものにチャレンジしている自信はありますが、継続という点においては他の人よりひどいかもしれません。
ですがこんな僕の意見でよければ、ここで僕の考えを書きたいと思います。
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改めて自分は今まで何を継続してきたのか。ということを考えてみると、まず部活が頭に浮かびました。
いやいや部活なんてみんなやるもんだから今回のテーマに合わなくない?と思われるかもしれませんが、よく考えると部活から派生していろいろな”継続”が生まれていたので、まずはそれについて書こうと思います。
僕はこの記事に書いたように、8年ほど野球をしていました。
これは立派な継続です。なんてったって8年です。この8年間、小学校の時は毎週末練習をし、中学校からは毎日白球を追いかけていました。
今思い返せば、この野球というスポーツは、いつだってやめることができたはずです。
ですが僕はその選択をせず、8年もの間続けてきました。
もちろんその間、やめたいことは数え切れないほどありましたが、なんとか持ちこたえ8年の歳月が流れたわけです。
これは結局のところ、野球が楽しかった。ということに他なりません。当たり前ですが楽しいことはもっとしたいと思うようになりますので、自ずと続けることができます。
ですので、楽しいと思えることを始める、または楽しくなるように工夫する。というのが継続の第一歩だと思います。
と、ここまでは100万回すられたような当たり前のことを書きましたが、ここで僕は新しいことに気がつきました。
これは完全に生活習慣なのですが、僕はめちゃめちゃ早起きです。何時に寝ても6時には勝手に目が覚め、どんなに寝てしまっても7時半には起きます。
また、これは趣味ですが、筋トレがめちゃめちゃ好きで今でも週三回必ずジムに行っています。
これらの僕の今では習慣になってしまったものを振り返ってみると、部活から派生したものだったことに気がついたのです。
僕は小学校中学高校と、朝練がありました。小学校の時は5時に起きてチームメイトと近くの公園で練習し、中学の時は6時に起きて練習、高校は少し距離があったので4時半に起きて部活に向かいました。また、高校のときは朝に勉強するようにしていたので、朝練がない日も5時半に起きて学校に向かいました。
今思えばこのとき身についた早起きが完全に体に染み付いたため、今でも頼んでもいないのに早起きできる体になったのです。
また、筋トレにハマったのも部活の影響です。僕の高校にはウェイトルームがあり、そこで週何回かトレーニングを積みました。当時のどんどん挙げられる重量が増えていく感覚がたまらなく好きで、今でもジム通いを続けられているってわけです。
ここまで書いて気がついたことがあります。それは”何か継続できたことから派生して新しく継続できるものが生まれた”ということです。
例えば早起きも、今まで何もしてこなかったのに急に明日から5時に起きるぞと決意しても続かないでしょう。ですが過去にそういった経験があれば抵抗も少なく、続けられる可能性が高いです。
筋トレだって、今まで一度もしたことがない人がいきなり会員制のジムに通い出してもモチベーションが保てないかもしれません。
ちょっとかじったことがあるから、過去に少しやってたからという理由があるだけでグッと継続しやすくなります。ですので何か新しいことに挑戦したい方は、それが過去に自分がしたことと何か繋がりがないかを探し、自分が分かる入り口から入った方が効果的かもしれません。
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さあ続いて2つ目です。これは今まさに僕が書いているブログに焦点を当ててお話したいと思います。
僕はもともと文章を書くのも読むのも好きでした。本は結構読む方でしたし、作文も得意な方でした。どちらかといえば文系脳で、正直いま理系の学部にいるのですがかなりしんどいです。
そんなとき、僕の好きなブロガーさんたちのブログを見ているうちに、”あれ、これ俺もできるんじゃね?”と思って始めたのがこのブログでした。
幸いなことに、開設当時このアカウントには7000人弱のフォロワーさんがおり、僕のブログをたくさんの人が読んでくれる確証はあったわけです。
実際、僕が書いた記事を多くの人に読んでいただき、たくさんの応援もいただきました。その甲斐あってか3ヶ月でフォロワーさんが4000人ほど増えました。感謝感謝です。
それから約3ヶ月、2.3日に一回のペースでブログを投稿しております。ですがはっきり言ってブログを書くのはなかなか骨が折れる作業です。
僕はまだまだ未熟ですので、一記事書くのに1から2.5時間かかっています。誤字がないか確認したり、本を引用したりと結構面倒な作業もたくさんあります。
ですがここまでなんとか継続してこられました。これは先ほど述べた通りに、文章を書くのが楽しいという一方で、リアクションがすぐに返ってくるというのが大きいと思います。
ここでいうリアクションとは、ツイッターに投稿したもののリツイート数やファボ数、ブログの閲覧数のことをさします。
リツイートが多ければそれだけ多くの人が他の人にも読んでほしいと感じてくれたことに他ならず、閲覧数が多ければそれだけ多くの人に読まれているということになります。
逆にそういった指標が少なければ、あまり面白くない記事を書いてしまったなということになります。
こんな感じで読み手のリアクションがすぐに得られるのがブログの魅力で、次はもっといいものを書こうというモチベに繋がります。
一方でリアクションが得られない学習はモチベが上がりません。例えば、ロシア語の勉強をしようと一念発起し、参考書を一冊買い毎日30ページやろうと決意したとしましょう。 彼はこの目標を成し遂げられるでしょうか?
答えは否です。
何故ならばただ本をガリガリ勉強しても外からのリアクションが何もなくモチベがただ下がるだけだからです。
このような場合は、例えば大学にきてるロシアからの留学生を捕まえて簡単に会話をしたり、ロシア語検定を受けて見たりするといいと思います。とにかく外からの反応が大事なのです。実際にロシア人と会話ができたり、勉強した成果が点数になって現れると俄然やる気が出ます。
僕自身、最近英語の勉強を続けていて、外国人と話したくなったら渋谷や六本木のクラブに1人で出かけ、酒を飲んでいる外国人い話しかけたりしています。そこまでする必要はないかもしれませんが、今日はこれだけ話せた!という自信になりますのでオススメです。
またプログラミングの勉強もそうで、分厚いオライリーの本を一冊やり終えるだけでなく、簡単なアプリを作ってリリースしたり、実験のデータをまとめてくれるようなプログラムを組んだりと、実生活に役立つアウトプットをすればモチベに繋がります。
とにかく外からの刺激をバンバン取り入れることが大事なのです。
実際僕もブログに書きたいことが山ほどあり、この春休み色々な所に1人で突撃しました。ここでは書けないような危険な目にも会いましたが、自分の世界が広がったことは間違いありません。
新しいことを知るたびに文章に起こしてみなさんと共有したい気持ちが強くなり、ここまで続けてこられました。
また、補足をすると、この記事で紹介したヒデヨシさんがブログに書いているように
”モチベーション>>>ハードル”
の状況を生み出すことが大切です。例えば英語やプログラミングの勉強をするなら、次の日の朝にスムーズに学習に移れるよう、机を常に綺麗にしておいて上に参考書を置いてから寝たり、筋トレするなら家の近くのジムに入会するなど、目標に応じてハードルを下げ、モチベーションが下回らないようにすることが大切です。
いかがでしょうか。こんな感じで僕個人の経験からすると、
①自分の好きなことは続けられるのはもちろんだが、そこから派生したものも継続しやすい
②外からのリアクションがすぐに、定期的に得られると継続しやすい
③モチベーション>>>ハードルの状況にするために適切にハードルを設定する
ということが言えると思います。
何かみなさんが新しいことを始める際の手助けになれば幸いです。
質問も絶賛募集中ですのでぜひ投稿してください。