皆さん春休みいかがお過ごしでしょうか。
春休みに全部読むぞと決意して図書館で借りた本はベッドの下で埃を被り、一冊マスターするぞと意気込んで買ったC言語の参考書はインテリアと化してはいないでしょうか?
今日はそんなあなたに、見るだけで意識が高くなる動画を紹介しょうと思います。
1. Google Year In Search シリーズ
Googleがこの一年によく検索されたワードを軸に世界で起きたことをまとめた動画です。毎年年末になるとYouTubeにアップされます。
僕はこの動画にちょうど浪人しているときに出会ったのですが、涙が止まらなくなりました。僕も世界を変えるようなでかいことがしたいと心から思いました。大晦日にこの動画を見つけて、年越しと同時に再生し、新年の決意を新たにした思い出があります。センター直前の僕に大きな勇気をくれました。
特に僕が好きなのは2015年の動画です。
この年、バリで同時多発テロが起き、シリアでは難民が増大しました。一方、アメリカとキューバの国交が正常化し、同性婚が合衆国憲法で認められるなど、不安と混乱の最中、新たな一歩を踏み出した出来事もたくさんありました。
そういった出来事が短いながらも2分にまとめられ、自分も何かしなくてはならないという気にさせてくれます。モチベを上げたいときによく見ています。
2. 2009年WBC決勝戦のイチローの放った決勝打
ここからはスポーツの動画になります。
野球好きに語り継がれるWBCの決勝戦でのイチローの打席です。さすがイチローというしかありません。特にこの大会は、故意の死球や国旗をマウンドに埋めるなど色々韓国と揉めたことが多く、この決勝戦には何としても勝たなくてはなりませんでした。そして決勝の舞台、同点で迎えた10回表一打勝ち越しのチャンスでイチローに打席が回ってきます。
見事にここでタイムリーを放ち、その裏をきちっとダルビッシュが占め、日本は優勝を果たしました。ちょっと野球好きっぽいことをいうと、この動画でイチローがしれっと二塁を落としているのもさすがなポイントです。妥協を許さない姿勢から学べることが多いです。
3. ラグビーW杯2015 南アフリカ戦
毎回W杯に出場するも全く勝てなかった日本代表が過去二度も優勝している強豪南アフリカを撃破したスポーツ史に残る世紀の一戦です。
日本のこれまでのワールドカップでの成績は通算で1勝21敗2分で予選リーグを突破したことはありません。日本が唯一勝利したのは1991年のジンバブエ戦のみ。それ以来24年間一度も勝ったことがありません。
対する南アフリカはワールドカップでの世界一が2回、3位が1回、参加した大会は全て予選突破。ワールドカップでの通算成績は25勝4敗で、ワールドカップでの勝率は世界NO.1のラグビー強豪国でした。
日本はこれまでのW杯の総失点は1,159点。なんと参加国で失点が1,000点を超えているのは日本だけでした。
これほどまでの実力差があるため、試合前、ほとんどの人が日本は圧倒的な差で負けるだろうと踏んでいたのです。
しかしそんな逆境の中、日本の勝利を信じてやまない熱い男たちがいました。
他でもない、ラグビー日本代表チームのメンバー全員です。
日本はエディー・ジョーンズHCの新体制のもと、W杯に向け血の滲むような努力を続けてきました。その成果がついに、最強の敵である南アフリカ戦で現れたのです。
日本は大方の予想を裏切り善戦します。後半になっても南アフリカに食らいつき、一歩も引き下がりません。
そして試合終了間際に日本は同点に追いつくチャンスを掴みます。
この時日本に与えられた選択肢は二つでした。
①ペナルティキックを選択し、3点を取り同点に追いついて試合終了し引き分けにする。
②逆転勝利のためにトライに挑戦する。ただしボールを取られたら日本の負け。
ここで日本が選んだのは②の選択肢でした。引き分けに持ち込んでもラグビー史上例のない番狂わせであるにも関わらず、彼らは逆転勝利を信じ、南アフリカに勝負を挑んだのです。
結果、日本は最後の最後で南アフリカの鉄壁の守りを撃破し、トライを決め、スポーツ史に残るジャイアントキリングを成し遂げたのでした。
この歴史的快挙をリアルタイムで観てた海外の方の反応も熱いです。会場一体となって応援するその姿に目頭が熱くなりました。
やっぱりスポーツって観てるだけでも熱くなれるのがいいですよね。
今回は個人的に好きな意識が高まる動画を紹介しました。
モチベーションを高めるきっかけを掴んで有意義な春休みをお過ごしください。