僕はこのブログを書き始めてから、色々なことがいい方向に回るようになった。
例えばわかりやすい例で言うと、レポートを書くスピードが倍近くなった。ほぼ毎日だいたい3,000字から5,000字の記事を頼まれてもいないのにアップし続けた結果、大学の2000字程度のレポートなんて一瞬で書くことができるようになった。この例を一つとっても、ブログを書くと言う行為は必ずプラスになると僕は信じている。
そして書き始めたから3ヶ月くらい経つと幸運なことに記事がバズったりして、一気に色々な人に読まれるようになった。知らないうちにグノシーやスマートニュース、NewsPicksに取り上げられたりして、たまに炎上することもあるけど、いろいろな方達から反響をいただいて、書き手としてはとても楽しく毎日ブログを書けている。
さて、最近よくTwitterのDMや質問箱で、結構な人から「書くネタってなくならないんですか?」と質問が寄せられる。僕の答えは「なくならない」だ。なんなら毎日5個くらいアイデアが思いつくんだけど、僕一人しか書き手がいないので追いついていないと言うのが現状だ。
ではなぜ書くネタがなくならないか。
それは僕のリアルでの生活が、今とても変化に富んでいるからだ。
このブログの元ネタはもちろん僕のリアルでの生活で体験した出来事だ。
何を読んだ。
何を見た。
何を食べた。
どこへ行った。
何を思った。
これら全てノンフィクションで、僕の実体験が元になっている。つまり自分の印象に残った体験の数だけ記事が書けるわけで、その体験を多くすればするほどネタは増えていく。
ブログを書いて見たいけど何を書けばいいか分からないと言う人の多くはこの「体験」の数が圧倒的に足りていないのだと僕は思う。別に外に出なくてもいい。Twitterでいつもと違うカテゴリーのアカウントをフォローして見たら知らない情報を手に入れられるかもしれないし、バカにしてたTikTokを試しに使って見たら面白すぎてのめり込んでしまうかもしれない。
こんな感じで、日常には自分が気が付いていないだけでいたるところにチャンスが転がっている。
ではそのチャンスをいかにしてモノにするか。
この答えは二つしかない。
「即レス」と「フッ軽」だ。
僕はLINEの返信がめちゃめちゃ早い。ブログを書いている傍、情報を集めるために四六時中SNSを見ているのもあるけど、LINEとかメールの通知が入ってきた瞬間パッと開いてすぐに返信する。絶対に溜めない。その場で予定を確認してすぐに返信する。
即レスの何がいいのかと言うと、返信が遅い人に比べて圧倒的にチャンスが回ってくるようになるのだ。例えば1分に一回LINEを返す人と、1日に一回しかLINEを返さない人がいるとしよう。
極端な話、1分に一回LINEを返す人は1日に60×24=1440回LINEのやりとりができるけど、1日に一回しか返信しない人は1回しかやりとりができない。
またわけの分からない暴論を吐き出したよと思われるかもしれないが、この差は非常に大きい。
友達との予定や、仕事の連絡に置いて、返信が遅くていいことなんて一つもない。返信を溜めていたらどんどんスケジュールを立てにくくなるし、返信を待つ側も早く予定を決めたいのにいつまでたっても決められずストレスがたまる。結果として溜めてる側はLINEやメールの未読を見るたびに「どれから返そう...めんどくさ... あとででいいや...」とまた先延ばしにする負の連鎖が始まり、待ってる側は「まだ来ない...もう他の人でいいや...」とせっかくのチャンスを別の人に回してしまうかもしれない。まさに機会損失。返信が遅いだけで、早い人よりも知らず知らずのうちに逃してしまったチャンスが数えきれないほどあるのだ。
僕の例でいくと、返信が周りより早いだけで人の印象に残るもので、お世話になっている尊敬できる社会人の方達からは中島は返信が早いから話がどんどん進むとか、とりあえず中島に話を回しておけば反応がすぐくるから早く回るなど、ありがたい言葉をいただいている。
とにかく返信は早い方がいいのだ。即レスは世界を救うと言う記事を以前書いたが、まさにその通りで、面倒なことでもさっさと返信しておくだけでプラスになる。即レスを心がけてチャンスをつかもう。
そしてチャンスをモノにするためにもう一つ大切なのが「フッ軽」だ。
僕は今ちょっとでも面白そうと思った誘いには絶対に行くようにしている。よく分からない珍しい料理を扱うお店や、聞いたこともないスポーツの体験など、今までなら「興味ない」の一言で断っていたような誘いも、行ってみたら何があるか分からないのでとりあえず行くようにしている。
ブログを書いていて良かったと思うことの一つが、どんな体験をしてもそれがネタになることだ。本を読んでも映画を見ても、友達から面白い話を聞いても便利なアプリを使い始めてもインターンに行っても、旅行に行っても、何もかもがネタになる。だからただ黙って家で無駄な時間を過ごしているよりも、どんな誘いでもなるべく行くようにして外に飛び出したほうがずっとチャンスが広がるのだ。
そしてフッ軽も即レス同様、周りから好まれる。誘ったらとりあえず返信が早くて、いつもなんか来てくれるってだけで好感度は間違いなく上がる。遅レス同様、いつも誘っても来ない人には次第に連絡が行かなくなる。とにかくフットワークを軽くして、色々なところに顔を出すだけで知り合いも増えるし、新たな体験が待っているのだ。
ただ一方で、フッ軽はもちろん大事だが、何に顔を出すかは取捨選択しなくてはならない。僕は面白い誘いにいつでも行けるように、サークルやクラスの友達とのあまり生産性のない飲み会には参加しないようにしている。
くだらない飲み会に参加して失うものは安酒と雑なご飯に対して支払う3000円だけでなく、2〜3時間という貴重な時間とその時間で稼げるはずだったお金、体験も同時に失っているのだ。
自分にとって未知の世界を知ることができる可能性のあるイベントにいつでも足を運べるよう、参加しなくても支障がないような予定は入れず、時間を確保しておくだけでより生産的なフッ軽になることができる。
僕は以上の即レスとフッ軽を心がけて来たおかげで、今爆速で世界が広がっている。
そこで得た体験、そして自分で考えたことをここで共有し、皆さんにとって何かプラスになるものを提供したいというのが僕の願いだ。
これからも即レスとフッ軽を意識して、新しい世界に飛び込んで行こうと思う。