先日2月8日にTwitterで応募していたこちらの映画「40万分の1」を読者のみなさんで観に行きました。
いそのー!2月8日に就活映画「40万分の1」をみんなで見に行こうと思うー!興味がある人いたらDM欲しいぜー!
場所は渋谷で夜の20時以降だー!見終わったあとはみんなでご飯に行く予定だー!待ってるぜー!https://t.co/PCkxXviotJ
— 意識高い系中島bot (@Nakajima_IT_bot) 2019年1月20日
総勢16名の方が参加してくださり、華金で騒がしい渋谷の喧騒の中を抜け、ようやくたどり着いたHUMAXシネマ渋谷。決して大きくはないロビーに、いきなりむさ苦しい僕ら16名の団体が集結しました。
この映画40万分の1はご存知ない方も多いかと思います。全国の映画館で上映されている訳ではありません。規模は小さい方です。
ではなぜ貴重な金曜の夜の時間を割いて僕が足を運んだのかというと、それはこの映画が
就活×恋愛
という斬新な視点の映画だったからです。
就活映画といえば「何者」がかつて流行りましたが、こちらの「40万分の1」は「何者」ほど闇が深くなく、より純粋にコミカルに就活を描いた映画といった印象を予告編から受けました。
そして何より主人公が就活を頑張る理由が「フラれた彼女を見返すため」というのが面白い。
あまり学力の高くない大学に所属する、学生時代に頑張ったことのひとつも言えない平凡以下の大学生徹。初めて使った彼女の同じ大学に所属する真美にあえなくフラれ、その真美はというと名門大学に通うイケてる彼氏ができてしまいます。
ひょんなことからその真美の彼氏と対面した徹。「就活、どこ狙ってんの?」と聞かれた彼はうっかり広告業界No.1の企業をダイトウ広告を狙ってると答えてしまいます。
現実世界で言えば、そんなに有名じゃない大学で何にも大した活動もしてない学生が電通に行きたいと豪語するようなものでしょうか。
真美にも、私たちの大学でダイトウ広告だなんて真剣に就活してたら恥ずかしくてそんなこと言えないよとキレられる始末。
そこで就活を真面目にやろうと思った徹ですが、何から始めたらいいのかさっぱり。
そこで奇遇にも彼の大学から奇跡的にダイトウ広告に新卒で入った伝説のOBと出会い、徹は大きく変わっていくのでした...
さて、徹の就活がどうなったのかは劇場でのお楽しみな訳ですが、今回は読者のみなさんと映画に行ったので、せっかくなので上映後、みんなでご飯を食べ意見を交換しました。
みなさんの意見で印象的だったのはやはりこの映画最大の魅力「就活×恋愛」についてでした。
これから就活を迎えるNさん
「就活なんてまだまだ先の話だと思ってたけど、今の時点で頑張って来たことがないので焦りました...個人面接はデート、グループディスカッションは合コンってのがなるほどってなりましたね...」
大学二年生で広告に興味のあるSさん
「自己紹介で以下に他人と差別化できるかってのが大事だと感じました。今の自分にはそこまで語れるネタが何もない...」
最近だらしない生活を送っているKさん
「自分コミュ力もないのに大学のディスカッションの授業全ブッチしてて反省しました...真面目に受けます...」
就活を終えたMさん
「主人公の成長が自分と重なりましたね。自分も初めは話すのが苦手だったんですけど、経験を積むことで自信がだんだんとついて来て、成長できました。かなりリアルな視点で就活を描いていて、とても面白かったです。」
東大で起業していて春から社会人になるTさん
「コミュ力に劣等感のあった自分にとって共感できるシーンが多数あった。できない自分を無理に取り繕うとして愛想を尽かされるなんて経験もあり、グサグサきた。自分もモテるために就活を頑張った面もあるので、とても納得のいく内容でした。」
などなど。
みなさんの感想にある通り、自己紹介すらハキハキできない徹が、就活を経て成長していくのですが、初期の徹があまりに酷すぎる。自分に自信がないのはそうなのですが、にしても全然会話ができない。
人の目も見れないし、自分の強みも言えないし、趣味とかも語れない。あまりにつまらないダメなやつすぎるんです。僕だったらそんな奴がいたら一瞬で帰ります。
でも徹みたいな人って少なからずいるんですよね。僕だって昔はそうでした。
それでも徹は色々挑戦することで自分の殻を破っていくわけです。
初めはうまくいかなくても、めげずに愚直に。
そんで少しずつ自信が芽生えて来て、いろんなことがうまくいくようになります。
これは本当にその通りで、僕がいろんな記事で書いて来ましたが、モテるために一番大事なのは「自信」なんです。
自分に自信があるかどうか。これが全てです。
結局真美が付き合った名門大学の彼氏や、伝説のOBも、みんな自分に自信があるんですよね。
運動を頑張ったり、就活を頑張って憧れの会社で働いていたり。そういった成功体験が積み重なり盤石な自信が生まれるわけです。
しかし一方で自信がないと何にもうまくいきません。人の顔色ばっかり伺ってる人なんて話していてつまらないですよね。自分の強みとか魅力を語れない人も。もうとにかく自信が大事なんです。
就活においても。
恋愛においても。
「40万分の1」はそんなリアルすぎる就活を笑いありかつ最後には勇気をくれる素晴らしいストーリーの作品でした。
自分に自信のない方にはあまりにグサグサくる内容かもしれませんが、自分を見つめ直すいい機会です。今すぐ観に行きましょう。
ちなみにこの40万分の1の「40万」は全国の就活生のおよその数です。
40万分の1、全就活生が憧れるトップ企業を目指す徹の挑戦がどうなったのか。そして元カノを見返し、モテることができたのか。
続きはぜひ劇場で!
渋谷、神奈川、青森でも絶賛公開中です!随時福岡や関西でも公開の予定です!
みなさんの感想お待ちしてます!
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