年明けの1月4日に東京証券取引所に行ってきました。
「東京証券取引所」という言葉はみなさん聞いたことがあるかと思います。
簡単に説明すると株などの有価証券が売買される日本最大の金融商品取引所です。東証って呼ばれることも多いですね。
なぜ今回東証にお邪魔したかというと、僕の仲のいい社会人の方が東証の方と親しく、若い人にも投資の魅力を知って欲しいのでぜひということで連れて行ってもらいました。
実は東証は平日9:00-16:30の間、いつでも誰でも見学が可能なんです。
そして僕が行った1月4日で終了してしまった企画だったのですが、東証とインベスターZがコラボした展示を見ることができました。
インベスターZはあの「ドラゴン桜」を書いた三田紀房先生の作品で、名門校道塾に首席で入学した中学一年生の財前くんが学校の経営資金を稼ぐため投資部に入部し投資を一から学んでいくというストーリーです。以前こちらの記事でも少し紹介させていただきました。
実は最近僕はめちゃめちゃ経済について勉強をしていて、大学生ですが投資にも少し手を出したりしています。そのアドバイスを今回東証に連れて行ってくれた社会人の友人からももらったりしているのですが、まず投資を始めたければこの「インベスターZ」を読むことから始めてください。
実は僕はインベスターZを北欧旅行の帰りの飛行機でずっと読んでいたのですが、移動中に全21巻全て読み終え、一回り賢くなった状態で日本に帰ってきました。
とにかくそんな短時間で読みきれ、めちゃめちゃ勉強になるので胡散臭い投資本や勧誘についていくよりも一億倍有意義です。僕が保証します。まじで読んでください。
そんな世界一の投資漫画インベスターZですが、今回の展示では漫画の名シーンと共に日本経済の歴史、そして今後の世界経済の動向がわかりやすく解説されていました。
貴重な資料もたくさんありました。
インベスターZファンの僕としては財前くんや神代くんの名言があるだけでテンションアゲアゲなのですが、中でも面白かったのがこの社是の展示です。
企業の理念のことを社是と言うのですが、何が面白いかというと全ての株式会社を平等に扱う東証がこの「永谷園」「ユーグレナ」「出光」の三社を取り上げ社是をバーンと貼っつけたところです。すごい攻めている。
こちらの展示はもっと若い世代に投資を始めて欲しいという思いから実現に至ったそうですが、東証の並々ならぬ熱い思いを感じました。すごい。
他にもこんな感じで色々なパネルがありました。
実際に東証で働く方のインタビューが載ったパネルも!
ちなみにインベスターZはドラマ化されており、昨年9月まで放送されていました。ドラマの名シーンのパネルも面白い。
煽りに使えそうな画像がたくさん。
そしてついにテレビで一度は見たことがあるあの場所が!!!
すごい!株価がぐるぐるぐるぐる回ってる!ニュースでみたことあるやつだ!
画像だと伝わりにくいですがものすごい速さで回っていました。それもそのはず。この日は1月4日。新年一発目の取引日だったのでです!そのため目まぐるしく取引のスクリーンが回っていたのです。
しかもこの日は大発会!!!
大発会とは新年一発目の取引日のことで、東証では着物を着た現役社員の方が雛壇を飾るのが慣例となっています。報道陣が多いのはこの大発会のためでした。
しばらくすると着物の方々が登場。
おお。美しい。ちなみに右に映っている鐘は「上場の鐘」と呼ばれるもので、このようなイベントの時だけ下に降ろされ、普段は別の場所にあります。上場の鐘がここにあるのを見られるだけでもめちゃめちゃレア!テンションが上がります。
これが大発会かと、非常に新鮮な驚きに包まれました。お堅いイメージの東証ですが、こんな感じで楽しいイベントもあるんですね。
さて、今回はかなり量が多くなったので、前編後編に分けさせていただきました。
後編では金融商品について学んだ内容と、僕の考える投資の勉強法について紹介させていただきます。
<後編はこちら>