2018年のGoogle Year In Searchが先日アップされました。
Google Year In Searchはその年に起きた出来事をGoogleがまとめた動画で、2010年から毎年、年末になると動画が公開されています。
このGoogle Year In Searchを知っている人はあまりいないと思います。見たことがあるにしても、僕みたいに毎年年末になるとこの動画がアップされるのを楽しみにしているような人は多くはないでしょう。Google Year In Searchがアップされると、いよいよ今年も終わりだなという感じがしてきます。年の瀬を感じるとはまさにこのことです。
僕がこの動画を毎年心待ちにしている理由。それはひたすら泣けるからです。
非常に涙もろい僕はこの一年をまとめた動画を見るとおいおい泣いてしまいます。ああこんなことあったなとか、こんなに苦しんでる人がいるんだ。僕も頑張らないと、とか、こうしちゃいられない。いますぐやらなきゃ、とか。とにかくこの動画を見ると毎回泣けてくるし、すごいやる気が出てくるんです。そんな魔法の動画なんです。
2018年のGoogle Year In Search はこんな言葉から始まります。
補聴器をつけて赤ちゃん。生まれて初めて母親の声を聞いたのでしょうか。パパも嬉しそうです。もうこの開始10秒の時点で僕はうるうるしています。
タイの洞窟に閉じ込められたサッカー少年たちのニュース。こんなこともあったなあ。
スーパーヒーローの格好をした子がホームレスの人々に食料を配ったニュース。
こちらは1966年以来の投票率の高さを記録したアメリカ中間選挙でしょうか。
こちらは映画「クレイジーリッチ」。
白人キャストが絶対的な地位を築くなか、アジア人中心の映画は売れないというネガティブなイメージをぶっ飛ばしたハリウッド映画です。
アメリカ女子史上初のトリプルアクセルを決めた長洲未来選手。
他にもこんな感じで今年を起きた象徴的な出来事がまとめられている。
これは話題になったYaany(ヤニー)に聴こえるかLaurel(ローレル)に聴こえるかの動画ですね。
僕はローレルにしか聴こえませんでした。でも47%の人はこれがヤニーに聴こえるらしいです。すごい不思議。
他には今年亡くなった著名人を振り返るパートも。
3月に亡くなった、車椅子の天才科学者スティーヴン・ホーキング。
ブッシュ元大統領も登場します。
左手が生まれつき変形していたハンデを乗り越えNFLデビューしたシャキーム選手。
彼が入ったシーホークスのユニフォームを、同じく右手のない少年が着て笑っています。
もう僕はおいおい泣きましたよ。ええ。もうね、Google Year In Search、見るたび毎回泣いてしまうんですよ。
そして赤ちゃんたちが仲良く笑いあっていて見るだけで笑顔になれる動画や
ワンちゃんが船に乗っている動画。
創設44年目にしてスタンレーカップで優勝したプロアイスホッケーチームのワシントン・キャピタルズ。
そして全米オープンで優勝した大坂なおみ選手。
ちなみにPPAPで話題になった古坂大魔王さんは2016年のGoogle Year In Searchで登場していました。
お互いプロポーズをしたレズビアンのカップル。LGBTに関する動画が登場するのも恒例となっています。
人生は良いものだ。
誰もが一生懸命生きている。
みんな我が子を愛し、
少しの尊厳と希望を持って生きたいと願っている。
2分という短い動画を見ただけで、鼻水ダラダラになって僕は泣きました。
今年もいろんなことがあったなあ。うんうん。
僕がGoogle Year in Searchをはじめ知ったのは浪人時代でした。
勉強の気分転換にたまたまこの動画を見つけ、ものすごく勇気をもらいました。あれから数年が経ちましたが、今でも勇気をもらい続けています。
2018年のGoogle Year in Searchはこんな言葉で締めくくられています。
Good things are worth searching for.
良いことは検索する価値がある。
2019年も素敵な良いことをいっぱい調べて、たくさん記事を書いていきたいと思います。そんな一年になるといいなあ。
他にも過去のGoogle Year in Searchもおすすめなのでぜひ見てください。
それではみなさん、良いお年を。
ちょっと早いかな。
<Google Japanオフィスに特別に入れさせてもらったときの記事はこちら>
<参考記事>