この間なんとなくスマホをいじっていると見慣れないアプリが入っているのを発見した。
スクリーンタイム???
なんだそれは。
調べてみるとiOS12から導入された新しい機能とのことだった。
試しに開いてみるとこんな感じ。
どのくらいスマホを使ったかが一目で分かるようになっている。
これは面白い。
しかし夕方17:42の段階で4時間38分もスマホを使っているとは。
ブログやTwitterのお世話をしなくてはならないとは言え使いすぎである。
さらに下にスクロールすると内訳もみることができる。
LINEとTinderばっかじゃねえか。
全然ブログとTwitter関係なかった。
体感だとTwitterに多くの時間を取られているイメージだったが、実態は違うらしい。こうやって数値化してもらえると分かりやすい。なんだそうだったのか。
ちなみに持ち上げた回数や
通知が来た回数も確認することができる。これはすごい。
そしてアプリ別の使用時間を詳しく見ることもできる。
例えばTwitter。
思ったより使っていなかった。とは言え一日平均39分。
一週間で約280分=4時間40分
1ヶ月で約19時間。
ひと月のある1日の起きてる時間ずっとTwitterを見ている計算だ。
もったいない。
LINEやその他のアプリを含めればさらに時間を使っている。
さらに過去7日間のデータも見られる。
一週間で47時間!!!
結構な使用時間だ。
もちろん自分なりに有意義にスマホを使ってはいるが、その中でもいくらか無駄はあるだろう。削らなくてはならない。
アプリ別にみるとやはり1位はLINE。以外にも2位はインスタだった。
LINEは仕方ないにしてもインスタに時間をかけすぎた。インスタなんて見なくたって困りはしない。もっと見る時間を減らさないと。もったいない。
そんなスマホによる時間の無駄遣いを防ぐための方法もApple様は用意してくれている。
こんな感じでアプリ別に制限時間を設定することができるのだ。
他にもスマホを使えない時間帯を設定することもできる。
カテゴリ別にまとめて制限することも可能だ。
逆に常に使用を許可するアプリも選べる。
試しに制限時間を1分にしてSafariを使ってみると、こんな感じで制限がかかった。
自分で設定したパスワードを入力すると制限時間を延長することができる。
問題はここである。
自分の設定したパスワードを入力すればすぐに延長ができる。
果たしてこの誘惑に勝てる人間がどれだけいることか。
実は僕は浪人期、同じようなスマホの使用時間を制限するアプリを使っていた。
LINEやTwitterに制限をかけ、必要以上に見ないようにしていた。
が、これもパスワードを入れればまた使えるようになるため、意志の強くない僕は結局誘惑に負け、好き放題スマホを使ってしまったのだ。
これではいかんと思った僕は、そもそもスマホを持ち歩かないことにした。
実際スマホなんてなくてもなんとかなる。浪人期なんて連絡をとる相手なんて限られているし、親にも帰るだいたいの時間を伝えておけば迷惑はかからない。
そこでアプリに頼るのはやめ、外に勉強しに行くときはスマホを置いて行くようにした。結局これが一番効果のあったスマホに時間を取られない方法だった。
しかし大学生、社会人となるとそうはいかないだろう。いざという時に連絡手段がないととても困る。スマホを置いて生活するのは現実的ではない。
そんな人にとってこのスクリーンタイムは素晴らしい機能だ。
しかしパスワードを打てばまた使える。さてどうするか。
僕のアイデアは友達や家の人にパスワードを決めてもらい、自分では知らない状況を作るというものだ。そうすればいちいち人に押してもらわなくてはいけないので手間がかかり、すぐにはスマホは復活できない。
どうしてもすぐ必要なときは常に電話は使えるのでそれでかけて聞けばいい。かなり面倒だが効果はあるだろう。
スクリーンタイムはスマホの使いすぎを制限してくれる素晴らしい機能だが、重度のスマホ中毒者は簡単にパスワードを打てばまたいじれる誘惑に負けてしまう。
この新機能にプラスアルファで何か自分でも容易にスマホをいじれない環境を設けよう。
パスワードを30桁にしてもガムテープでぐるぐる巻きにしてポストに入れてもスマホを触りたい誘惑には勝てない。個人の意志はとても弱いのだ。
周りの人にはかなり迷惑に思われるだろうが、なんとか協力してもらい状況を改善しよう。
いかがだろうか。
もっともそこまでスマホ中毒でない人はこのスクリーンタイムだけでも十分スマホにかけける無駄時間を省けるはずだ。僕もしばらく使ってみて、1日の使用時間を今より1時間少なくするのを目標に頑張ってみようと思う。