みなさんこんにちは。意識高い系中島です。
先日は熊谷で41.1℃の史上最高気温が観測されました。本当に暑いですね。最近は夜になっても30℃を下回らないという熱帯夜っぷりで早くも夏本番が訪れました。
みなさん体調の方はいかがでしょうか?
今回僕が紹介したいのはこちらの経口補水液です。
【飲み過ぎ注意】熱中症対策に!実は簡単に作れる「経口補水液」https://t.co/ozaMjhxHZm pic.twitter.com/i1KYw3qNJR
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年7月16日
経口補水液という名前はみなさん一度は聞いたことがあるでしょう。僕も存在は知っていましたが一体何なのか全然知りませんでした。
しかし先日、タイムラインを眺めているとこちら↑のツイートがまわってきました。 何と経口補水液はお家で簡単に作れるとのこと。
そこで早速作ってみました。
コップに水を200ml入れます。食塩を0.6g。これは微量すぎてはかりでは測れないので↑のツイートの通り割り箸の太い方で二回すくい取って入れます。そして砂糖8gを入れてしっかり混ぜて...
完成。
一瞬すぎて写真を載せるか迷いましたが念のため。
1分でできました。
味はほとんどただの水です。若干甘ジョッパイ感じがするかなという程度。
これをペットボトルに入れて持ち運べばいつでも経口補水液が飲めちゃうってわけです。簡単ですね。
せっかくなので経口補水液の効果についても調べてみました。
経口補水液の普通の水やスポーツドリンクと大きく違う点は、食塩の含有量。
人は汗を掻くと水分とともにナトリウムやカリウムといった電解質が大量に失われます。
それを補うために経口補水液には他の飲料水に比べて塩分が多く入っています。
じゃあ非電解質の砂糖は何をしているのか。
人は脱水症状を起こすと大腸で水分を吸収することができなくなります。さらに負の連鎖でイオンも流出してしまいます。ところが小腸でナトリウムとブドウ糖が吸収される際、これに伴って水分も吸収される共輸送系という仕組みが発見されました。つまりナトリウムを含む食塩と、ブドウ糖を含む砂糖を同時に与えれば、水分を吸収できなくなった大腸に代わって小腸が水分を吸収してくれるってわけです。やるじゃん小腸。
[参考文献]
このままだと味はただの甘ジョッパイ水ですが、果汁を加えると味は美味しくなります。それに加えカリウムも補給できますが、代わりに糖分濃度が高くなるため水分の吸収率は少し悪くなるそうです。
[参考文献]
そして注意すべき点もあります。
それはガブ飲みしすぎないこと。
先ほど書いたように経口補水液には通常の飲料水に比べ食塩が多く含まれています。そのため血圧が高めの人はガブ飲みしてはいけません。
そして経口補水液が一番効果を発揮するのは脱水症状気味になってから。普段の水分補給は水で事足ります。酷暑の中で作業したり、ちょっと具合が悪いかなって時に摂取することで迅速に水分を吸収し、症状の悪化を防いでくれます。
[参考文献]
いかかでしょうか。まだまだ夏は始まったばかり。
これからいろんな所に出かける方も多いでしょう。
熱中症に気をつけて楽しい夏をお過ごしください。