バイトを辞めたいのになかなか辞められない人に送る3つの思考法

 

 

質問箱にこんな質問が届いてました。

 

 

”バイト先の先輩がうざくて辞めたいけど怖くて言い出せないからいい方法を教えて欲しい。”

 

”もっと時給のいいバイトに変えたいのに仲の良い友達に申し訳なくて言い出せない。どうしたらいいですか?”

 

 

などなど。自分でやりたくて始めたものの合わなくて辞めたい。だけど上司が怖い、お世話になった先輩に申し訳なくて辞められない、友達がいるからなかなか辞めると言い出せない。みなさんもそんな経験があると思います。

 

今日はそんなバイトを辞めたくてもなかなか辞められない人たちの背中を押せたらなと思い普段僕が何か辞める時によく考えてたことを三つに絞って紹介しようと思います。みなさんの支えに少しでもなれたら幸いです。

 

 

僕は以前この記事で塾講師をしていた頃のエピソードを紹介しました。

 

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簡単に言えば地獄みたいな塾でした。

九九も言えない中坊にナメられ宿題をやらないのは当たり前、ブチギレてボコボコに説教したらモンスターペアレントから担当変えろと鬼電が来る。

 

そんな塾というよりも動物園といったほうが近いところでバイトを始めた僕は、塾に初めていったその日から早く辞めたいと思っていました。

 

みなさんがバイトを辞めたい理由は色々あると思います。

 

時給がいいと思って入ったら時間外労働が多く全然稼げなかった。

土日必ず入らないといけなくて自分の時間がない。

先輩がうざくてストレスがたまる。

 

などなど。何か不満が必ずあるから辞めたいと思っているはずです。

 

だけどなかなか言い出せないのは先ほど述べたとおり上司が怖かったり友達に申し訳なかったり自分がいなくなったらバイト先に迷惑がかかるんじゃないかと心配したり。色々あるでしょう。

 

僕自身、塾を辞めたいと思っていたにも関わらず半年もの間言い出せずにいました。それはみなさんと同じく怖い塾長とめんどくさい先輩と自分にも一応面倒をみている教え子がいたわけで責任を感じていて言い出せなかったわけです。

 

だけどそんなあるとき、ふと自分って塾に必要あるのかなって考えた時に「あれ、別に俺いなくてもよくね??」って気が付いたんですよね。その時考えたことはごく当たり前のことで、みなさんもそれに気がつければバイトを辞めるなんて今すぐにでもできるはずなんです。

 

 

1 .誰もあなたのことなんて大して考えてない

これは悲しいと言えば悲しい事実なんですが、あなたが辞めたところで誰も悲しむ人はいません。

僕自身塾講師をしてた頃、三年くらい働いてたそこそこお世話になった先輩が留学に行くため塾を辞めました。

 

もちろん送別会が開かれみんなで色紙を書いて渡し、その時は少し悲しかったんですけど、次のシフトの日に塾に行った時は別にその先輩のことなんて1ミリも思い出さなかったんですよね。

 

そんなことより自分のめんどくさい仕事やるのに精一杯で。やっと落ち着いた頃に「そういやあの人もうアメリカ行ったんかな」ってなんとなく思い浮かべただけで。

 

なんなら「あ、あの人の席空いてるしスペースできたじゃん。ラッキー。」くらいにしか思いませんでした。

 

こんな感じで誰もあなたのことなんて大して気にしていないんです。

 

みなさんもちょっと思い出してみてください。

仲の良い友達が転校したとき。

部活の仲間が辞めたとき。

 

そりゃその瞬間は悲しかったかもしれませんが三日もたてばほとんど忘れてしまいます。

 

誰もあなたのことなんて気にしてる暇ないんです。なんだかんだみんな自分のことが大好きで自分のことで精一杯ですから。

 

辞めるっていったら悲しいそぶりを見せられるかもしれないけどガン無視です。

 

過剰な自意識を捨てましょう。

 

自分のことなんて誰もみてないと考えるのは他のことにおいてもとっても大切です。

こうしたら嫌われるんじゃないかとか、ああしたら裏で悪口言われるんじゃないかとか。

安心してください。誰も気にしてませんから。

好きなことやって好きに生きましょう。悩むだけ時間の無駄です。

 

それに気が付いた僕はすっと辞表を塾長に提出できました。

先輩にも相談なしで突然。だって人手足りないとか色々粘られるから面倒なんだもん。

 

塾長はおっかなくて嫌なオッサンでしたがもう金輪際会うことがないと思えば辞める時に愚痴られてもなんてことないです。

 

ぐちぐち言われた時のために録音でもしておけば安全です。

僕自身塾長は相当厄介なオッサンだと分かっていたので何か理不尽なこと言われた時のためにiPhoneのボイスレコーダーで録音しながら辞表を出しに行きました。

 

特に変なことは幸いにも言われなかったんですけど、やっぱり引き止めようとしてくるんですよね。

 

「中島先生がいなくなったら教え子はどうするんだ。」

「せめて受験が終わるまで面倒をみないと。責任はどうなるんだ。」

と。そんな時は自分の代わりはいくらでもいるってことを忘れないでください。

 

 

 

2. あなたの代わりはいくらでもいる

あなたの代わりはいくらでもいます。幸いなことに。

ことバイトにおいてこの人がいないと店が終わる!なんて絶対ありません。

 

「中島先生への生徒の信頼はとっても厚くて代わりなんていません。辞めないで!」

 

いやいや、僕の代わりなんて全然いるよ。そんなもん誰でもできますって。だってたかがバイトなんだから。マニュアル読めば誰でもいけます。

 

特に塾のバイトって、プロ意識の高いベテランバイトが多いんですよね。

もちろんバイトに高い意識を持って臨むことは素晴らしいことです。

僕自身、今のバイトに大しては毎日目標を立て少しでも有意義な時間にしようと考えながら働いています。

 

でもだからと言って

「自分の代わりはいないんだ。もし辞めたらみんな困ってしまう。絶対に辞められない!」

って思うのは間違っていると思います。

 

実際僕がいた塾には長年一番勉強ができるクラスを担当していたベテランバイトリーダーがいて、彼への生徒の信頼は厚く、指導もとてもわかりやすい人気な先生がいました。

 

彼の口癖は

「俺がいねえとこの塾回んねえからなあ。今年もあそこの合格者が30人超えたのは俺のおかげだからなあ。俺しかあのクラスは教えらんねえよ。」

 

本当にいたんです。こんなバイトが。彼は実際某名門大学の数学科に通う超頭のいい人で確かに仕事はできました。でも結局塾のバイトにハマりだしてもっと長く塾に残るために自主留年。週6で塾に出勤し生徒のために粉骨砕身。何にもないのに塾に来て時給も出ないのにプリントを作っていたりしました。

 

もちろん彼が楽しいならそれに越したことはありません。結局彼はそのままその塾に就職。僕からすると勿体無い気がしてなりませんが彼がいいなら万事OKです。事実、生徒のために尽くしてくれる素晴らしい先生だったことは間違いありません。

 

ただ自分の代わりがいないというのはちょっとおかしい。だってバイトなんだから。自分が消えたらすぐ新しい人が入る。研修して何回か授業すればすぐにできるようになります。

 

あなたの代わりはいくらでもいるんです。

だから辞めたって全然構わない。

 

むしろ1人のバイトがいなくなったら終わるバイト先なんてお先真っ暗でしょう。

 

なんとかしろよ社員。非正規雇用に頼るな。バイトの負担がでかいバイトは間違いなくブラックです。とっとと辞めちゃいましょう。

 

 

3. 辞めたあとの爽快感はマジでハンパない

 ここまで読んだあなたは今まで気がつかなかったある事実に気が付いているはずです。

「もし僕が辞めたってみんな寂しがるわけじゃないし代わりはすぐに見つかる。怖い社員に辞めるって言うの嫌だけど金輪際会わないんだからビビる必要ないよね。」と。

 

だけどまだ勇気が湧かないあなたはぜひ辞めた後のことを想像してみてください。

 

シフトがあるだけで朝から憂鬱だった日々から一転、嫌な社員に嫌味を言われることも先輩に叱られることも、面倒なクレーム客とバトることもない一日。最高じゃないですか。

 

僕自身、塾を辞めてから人生が輝きだしました。

盛ってるわけじゃないですよ。本当に人生がキラキラしだしたんです。

 

これは塾バイト特有だと思うんですけど、塾講師をしていても自分の世界って広がらないんですよね。僕の場合はそうでした。

 

相手するのはアホな中学生。彼らから学べることなんてほとんどありません。強いて言うなら将来子供ができたら絶対こんなクソガキにしたくないって強く誓ったくらい。

 

バイト仲間もバイトが命みたいな人が多くて話が合いませんでした。

 

塾長はさっきから言ってるように嫌なおっさんでとても尊敬できるような人ではなかった。塾の電話で娘の担任に匿名で電話して「あのプリントおかしいだろ。もっとましなの作れよ。」とイビリ倒し、副塾長と「ガツンと言ってやりましたよ!今頃真っ青なんじゃないですかねw」 とゲラゲラ笑いあってるのをみたときは吐き気がしました。

 

そんな環境とおさらばできて本当によかったです。

送別会当日は少し寂しい気もしましたが次の日にはもう忘れました。

 

あれだけストレスになってたバイトがなくなって身体と心の軽いこと軽いこと。

 

みなさんも考えてみてください。めんどくさいことが消えた生活を。

 

だいたい嫌なことなんてすぐに辞めちゃえばいいんですよ。

 

大学生の特権ってなんでも辞められることですから。

 

サークルもバイトもとりあえずたくさん経験してみて気に入らなかったらすぐ辞める。

数打ちゃ当たる方式です。社会に出たらそう簡単に辞められなくなるんですから。

 

面倒ごとから逃げるのは決して恥ずかしいことではありません。

変な自意識、方向違いな責任感に縛られ貴重な時間を悩み事に費やすことこそ愚の骨頂です。

 

 

それに新しいことにチャレンジすることで新たな出会いが待ってますから。僕自身塾のバイトは得られるものがあまりなかったけど、辞めて新たに始めたバイトは本当に最高のバイトでいろんな経験ができています。

 

 以前の記事でGoogleのオフィスに行った話を紹介しましたが、実はこれ、バイトのおかげだったりします。

 

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辞めることで新しい素晴らしい出会いが待っています。悩んでいる時間がもったいないです。

 

楽しい気楽な生活を思い描きましょう。必ず今より楽しい生活が待っています。

 

 

 

 

いかがでしょうか。以上3つ、

 

1 .誰もあなたのことなんて大して考えてない

2. あなたの代わりはいくらでもいる

3. 辞めたあとの爽快感はマジでハンパない

 

さえ分かっていれば嫌なバイトなんてすぐに辞められるはずです。

悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

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