僕のカバンはいつも重い。これは冗談抜きで尋常じゃなく重い。
リュックにすればいくらか軽く感じるのだろうけど、昔リュックを背負ってる社会人は仕事ができなそうって言われてるのを聞いたことがあって、なるべくカバンを持ち歩くことにしている。(もちろんリュックの時もあるけど。)
でもとにかく重いのだ。こんな重い重い言ってどんだけ重いんだと疑問に思う方もいると思うので実際に体重計で測ってみた。
7.55kg!!!
重いっ!!!重すぎるっ!!!
どのくらい重いかというと一般的な大きいスイカが5kgだから、僕は毎日スイカ1.5個を持ち歩いているのと同じことになる。
重すぎる!!
木ノ葉の里の美しき碧い野獣ことロック・リーは重りを外したことでさらなるスピードを手に入れたが僕だって身軽になればもっと戦闘力をあげられるはずだ。
もっとも週3でウェイトしてる僕にとって7.5kgなんて左手の小指で持ち上げられるくらい大したことない重さだが毎日毎日持って歩けば肩に負担がかかる。
これはいけない。僕は早速改善策を考えた。
まずバッグの中を整理すると以下のものが入っていた。
・教科書
・筆箱
・パソコン
・iPad
・充電器類
・財布
・関数電卓
・本3冊
・整髪料
・飲み物
・昼食
こんだけ入っていれば重いはずである。もちろん使わないものもたくさんあるが心配性の僕は毎朝ありったけの荷物をカバンにつめ家を出る。
まずは中身を減らさなくては。
最初に目をつけたのはiPadだ。僕が使っているAir2は重さ440gと軽いが、毎日使っている訳ではない。暇なときに映画を観るために持ち歩いているだけで使用頻度はそんなに高くない。よって削除。-440g。
続いて整髪料、昼食について。
まず整髪料も大学で使うことはほとんどない。いつも家でつけてくか何にもしないかのどちらかが。しかし男たるものいつ何時ビシッと決めなくてはならない事態が訪れるかわからない。だから常にワックスを携帯している。
しかしこの思考こそバッグを重くしている原因だろう。使わないものは入れるべきではないのだ。昼食だって毎朝家の近くで買うのを大学で買うようにすればいいもの。
それに本3冊も明らかに多い。1冊で十分だ。読むかもしれないといってぶち込んだTOEICの単語帳はカバンのそこでぐちゃぐちゃになっていた。すまん。お前はメルカリ行きだ。
それに教科書だって全部持っていく必要はない。なんならなくたってなんとかなる。とりあえず必要な部分だけ写真をとることにしてできる限り重さを減らした。
と、ここで気が付いたことがある。
カバンの中にあまりにもケースがたくさんあるのだ。
パソコンを入れるケース、関数電卓のケース、iPadのケース、充電器を入れる袋、筆箱、etc...
もしかしてこのケースもカバンを重くする元凶なのではないか。
そう思った僕はちょっと前に気になっていたこちらの商品を買ってみた。
LIHIT LABさんのバッグインバッグである。
ちょうど何日か前にこんな広告を見つけて、これめっちゃ便利じゃんと思って探してやっと見つけたのだ。
これならパソコン、iPad、関数電卓、ペン、本が一気にまとめて入れられそうだ。僕は期待に胸を躍らせた。
翌日、早速バッグインバッグが到着。さすがAmazon Prime。仕事が早い。
開封するとこんな感じだった。
素材もしっかりしていて水も弾きそうだ。
早速パソコンを入れてみると、
余裕で入った!!!
僕のパソコンは MacBookProの13インチでかなり大きい方だが楽々収まった。
ついでにiPhone、iPad、筆記用具、関数電卓、本を入れてみる。
余裕で入った。
最近気がついたんだけど大学で使うペンはたかだか三種類で事足りる。
シャーペンとフリクションの赤と黒のボールペン。これさえあればなんとか凌げるしもはや色々入った筆箱は必要ない。
写真では見えないけど、さっきパソコンを入れたスペースにまだ隙間があったのでプリントを挟んだファイルも収納することができた。
あとはこれをバッグに入れるだけ、今までパソコン、iPad、本、筆記用具は別々の入れ物に納めててそれだけで重いしカバンの中で散らかりとても迷惑だったが、このバッグインバッグのおかげですっかり整頓された。
実際これらの試行錯誤の結果、カバンの重さをここまで減らすことができた。
(計測時はiPadを抜いてあります。)
2キロ強の減量。ダイエット大成功である。
正直バッグインバッグを使った成果というよりは教科書を減らし本を減らしiPadを抜き、昼食、整髪料を持ち歩かないようにしたのが大きい。
だけどバッグインバッグの使い心地がかなりよかったので今回はゴリ推しさせていただいた。
バッグの中が整理されているというのはとても気持ちがいい。
787円ととても安いのでみなさん買ってみてはいかがだろうか。
しかしいまだに僕のバッグは重い。これはパソコンと関数電卓を持ち歩かなくてはならない理系の宿命なのだろうか。実験の日には白衣まで持ち歩かなきゃならない日もある。
大学にロッカーできたら月1000円くらい余裕で払うのになあ。